開放的な吹き抜けと大窓があるリビング。あえてソファは置かず無垢フローリングのぬくもりを体感
キッチンとダイニングを仕切る壁には横長の窓を設けて、目隠ししながら会話ができるユニークなつくり
和室の小上がりからは窓を通してキッチンを覗けるつくり。畳で子どもたちをばせながらも目が行き届く
リビングに設けられたカウンターは、家族で使えるスタディコーナー。子どもたちの勉強机にも
2階ホールには物干し用のポールも。階下からの暖かな空気で洗濯物があっという間に乾く
2階から吹き抜けを見下ろすとそこに薪ストーブが。火を焚き始めると、自然と家族全員が集う
玄関からまっすぐに伸びる土間。外のウッドデッキまで通り抜けできるので、薪運びや掃除もしやすい
玄関土間から家族用クローク、LDKまでぐるりと回れる回遊型の設計
軒が広く張り出した広いウッドデッキは薪置き場としても大活躍
屋根付きカーポートなので、雨や雪に濡れず車から家の中へ移動できる
家づくりにあたり最初はログハウスに憧れていたというKさん。しかし内部空間や維持コストなどを考えると現実的ではなく、なるべく木材や自然素材を使った薪ストーブの家にしようと考えをシフトしました。
住宅展示場やモデルハウス、オープンハウスなどを見て歩いた中で「もう一度行きたい」と感じたのが、北清の家でした。「北清建設の家は、まず入った時の空気が違ったんです。木を使った内装や薪ストーブのある空間がとても気に入りました。家のつくりがしっかりしていて、住宅性能も確かなのも信頼できました」。北海道の地域工務店で構成される「アース21」に所属し、地元で信頼され薪ストーブの家づくりの実績を積んでいる工務店であることも、依頼の決め手となりました。
子どもたちには小さな頃から火がどういうものかわかってもらいたいと思っていたご夫妻。その願いどおり、2人のお子さんも薪ストーブが大好きで、やわらかな暖かさはもちろん、マシュマロを焼いて楽しんだり、薪運びを手伝ったりと、冬が待ち遠しい様子です。
「炎を眺めていると、時間を忘れます。パチパチと薪が爆ぜる音や、薪の匂い。よく電気を消して、薪ストーブの前で過ごしているんですよ」とKさん。「この冬はピザを焼いたり、料理をしたりと、もう少し薪ストーブで楽しんでみたいですね」と奥さんもプラスαの使い方を研究中です。大人も子どもも薪ストーブのある暮らしに夢中な、微笑ましいKさんご家族です。