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玄関から広い土間、LDKまで、仕切りのないひとつながりの大空間が広がっている。無垢フローリングの質感や鋳物の薪ストーブなど上質の素材が空間を彩る。薪棚はSさんのお手製

この家の主役とも言える薪ストーブは、壁に寄せず土間の真ん中に配置

薪ストーブの裏側が空いているので熱効率がよく暖かさもさらにアップしている

ご夫妻と愛犬なつくんが普段を過ごす開放的なリビング。なつくんも薪ストーブがお気に入り

土間側から見るLDK。対面キッチンやリビング階段など常に夫婦が対話できる間取り

薪ストーブの煙突とともに1階から2階まで家の中心を貫く太い大黒柱は道南スギ

2階のフリースペースにはロフトを設置。共通の本棚も置いて自由なスペースに

玄関の軒先にも大黒柱と同じ道南スギの丸柱。ダイナミックな木使いが家の顔になっている

カーポート内の薪棚はひと冬分のストックができ、雪の心配もない

存在感たっぷりの薪ストーブが主役
夫婦ふたりでこれからを過ごす家

札幌市・Sさん宅 家族構成/夫婦

転勤族のふたりも50代を迎えてやっと落ち着き、子育ての終わった今が、家を建てられるチャンス。そう考えたSさんご夫妻。土地を探しながら、工務店探しも進めていました。念願だった薪ストーブをつけるのが第一条件。薪ストーブの家づくりに特化した北清建設は、まさに求めていた工務店でした。

「暖房は薪ストーブ1台でまかないたかったので、住宅性能や機能も重視しました。その点で北清建設は実績豊富で、造りもしっかりしていて気に入りました。木のぬくもりあふれる空間であることや担当の木嶋さんの人柄も決め手でしたね」とSさん。薪ストーブの暮らしはいいことばかりではないと、デメリットや設計上のリスクなども含めて、はっきりと言ってくれたことが、大きな信頼につながりました。

この家の主役は、何と言っても広い土間の真ん中に据えられた、鋳物製の大型薪ストーブ。一般的には壁際に設置することが多いのですが、中心に据えることでストーブ背面からの熱も効率的に回り、壁の防火処理もコストダウンできました。

吹き抜け空間を中心に全室がつながる開放的な造りは、暖気の循環もよく、家全体が暖かく室温が変わりにくいのも特徴。「夜まで薪ストーブを焚いて寝ると、朝起きてもあまり温度が下がっていなくて、ほんのり暖かいんです」と奥さんも暖かさを実感しています。

夫婦ふたりと愛犬が、薪ストーブの炎を眺めながら過ごすだんらんのひと時が、今は何よりも幸せそうです。

住宅雑誌Replan北海道vol.124掲載